上高地から北アルプスの山を歩いている時に、ライチョウを見かけたことがある方は多いと思います。
人間を見ても逃げることもなく、愛らしい姿を見せてくれるライチョウたち。
・・・なーんて、しおらしく書いてみましたが、私が初めてライチョウを見た時の感想は、、
なーんかどんくさいし、変な色だし(夏毛)、みんなが言うほど大して可愛くない
なーんかどんくさいし、変な色だし(夏毛)、みんなが言うほど大して可愛くない
あぁあぁ、すみません!本当のことを言って!(え?
でも、そんなライチョウちゃんたちが、山で見かけるたびにどんどん愛おしく感じられ、いつしか彼らの虜になってしまっていた最近の私。
そんなある日・・山岳会のルームにライチョウちゃんがやって来ました!
きゃあ、かわいい♡
・・・むむ、これは、作り物じゃない?あ、本物のわけないですね。
ほほぅ、いらない紙を使った張り子なんですって??どおりで、持ってみたら軽い!
私も作りたーい!先輩、作り方を教えてくださーい!
というわけで、JAC自然保護委員会委員長のK女史にご指導いただくことになりました。
以下レポートします。皆さんも気が向いたら作ってみてください。
材料:
型(紙粘土で作ったもの)
いらない紙
糊(昔ながらのチューブに入った糊)
カッター・絵の具
作り方:
***作業に集中していたので、写真のクオリティが低いのはご愛嬌
***作業に集中していたので、写真のクオリティが低いのはご愛嬌
①型の周りにラップを巻いて、いらない紙(郵送物が入っていた封筒を使いました。厚めの紙がいいみたいです)を糊
で貼り付けていきます。
↓型にラップを巻いたところ
②ペタペタ・・・3回ほど貼ります。
③乾かします
ドライヤーを使うと少し早いかもしれません。
↓待っている間に、みかんを食べて一休み
④完全に乾いたら、体半分に切れ込みを入れて、型を取り出します。
結構ざっくり切り込みを入れます。
⑤さらに紙を貼っていきます。(3回!)
⑥最後に、仕上げの和紙を貼ると、色も質感も整っていい感じです。
⑦また乾かして、好きな色を塗って、出来上がり!
⑦また乾かして、好きな色を塗って、出来上がり!
これのいいところは、①簡単でペタペタ紙を貼っていく作業も楽しい、②いらない紙を使うので自然環境を考えるきっかけにもなる、ところ。
お子さんの冬休みの自由工作に、いかがでしょう?
型を取り出すのがちょっと気力が必要でしたが・・・(あと、カッターを使うので、小さいお子様は大人にやってもらいましょうね!)
出来上がったライチョウちゃん。クリスマスバージョンです。
まだ色を塗る前の親子です。夏毛は色を塗るのが難しそうだから、真っ白な冬毛にしようかな?
不器用だけど一生懸命山研委員・わだこ記