2019年4月29日

信濃支部より前穂高岳A沢の報告

信濃支部の藤田さんより4月20日に行かれた前穂高岳A沢の写真を送っていただきました。
スキーでA沢を滑るなんてかっこよすぎです!
素敵なお写真をありがとうございます。



見習い山研委員は夏の終わりにガレガレのA沢を登って怖い思いをしたことがありますが、雪が付いている方が快適そうですね。
今年の残雪の穂高はとても良さそう。
ゴールデンウイーク、不安定な天候が続いていますが、無理せず、好天を待てばこんな綺麗な雪山に出会えるはずです。
「令和」始めの山は上高地から登りませんか??


見習い山研委員 山下

注意:このルートは一般登山道ではありません。経験、知識のない方は立ち入らないように注意願います。

2019年4月28日

第51回 上高地開山祭が開催されました

いよいよ上高地が開山しました!
今年は残雪が多い上に粉雪がチラチラと舞う中での幕開けです。
皆さんの服装でわかるように、かなりの冷え込みでしたが
連休初日も重なって、たくさんの方々で賑わいました。


アルプホルンの音色が響き開山祭が始まります


風を伴った粉雪が舞う中、大勢の人々が集まってきました


河童橋の上もいっぱいです



神事が厳粛におこなわれます


降神の儀。大神を上高地にお呼びし、
全ての神事が終わると昇神の儀で大神を山へお送りします



鏡開きの樽酒
このお酒を梓川に注いだ後、大勢の方に振る舞われます



開山の挨拶をされる旅館組合長の小林さん



開山祭実行委員長の上條さん
日本語、英語、中国語で挨拶されました



お祝いの獅子舞で祭の雰囲気は一層盛り上がります


北アルプス山小屋友交会長、山田さんによる閉会の挨拶



小梨平で樽酒が振る舞われます



海外から訪れた方も一緒に乾杯!

雪の幕開けとなりましたが、上高地では春の気配も漂い始めています。
今シーズンも山研をよろしくお願いいたします。

山研担当理事 安井康夫

2019年4月25日

2019開所レポート

先日の4月20-21日の週末に、山岳研究所の開所作業を行いました。

今年は雪が多く、そのため除雪に多くの時間と労力が割かれることとなりました。
暖冬と言われていた今シーズンでしたが、1−2月は降雪が少なかったものの、4月に入っても雪が多く降りました。
そのため、トータルの降雪量は例年より少なかったかもしれませんが、開所時の残雪量はここ数年でも多い年となりました。

<1日目>
11:30  到着すると、先についていた先輩方が既に雪かきに精を出していらっしゃいました。雪かきをしないと、山研の入り口に近づくにも一苦労なんです。
私は買い出し組だったので出遅れました・・すみませーん😱!


13:00  本格的に作業開始です。

こちらは、水力発電組の作業の様子です。雪の下からホースを掘り出し、取水口につなぎます。


積雪は80cm程だったとか。ホースも100mくらい?以上?ありますので、これを掘り出すのは、寒いし重労働だし本当に大変だったと思います・・




本当にお疲れ様でした!

一方の私を含めた建物周り組も、大変なことになっておりました・・😥
テラスにびっしりと氷が張り付いていたので、端っこからツルハシで崩していきます。

写真が妙にぼやけ気味なのは、汗のせい?涙のせい?



雪囲いを外す私たち。
一応、プライバシー配慮ということで顔を隠してみました。このブログもいつ人気ブログになるかわかりませんから・・



16:00
外の仕事が終わったら休む間もなく、次は夕食の準備です。
忙しいんだよなー、もう😑

調理中の私⬇︎
今回の私の衣装(?)は山気委員としての気合を入れるため、つなぎを投入してみました。

否めない、アメリカの囚人感・・・🙈
隠せない、短い足・・・ 🙊

でもそんなの、関係ねー👯(^o^)/(古)

ずり上げてみる。



今回のメニューは、豚鍋、ビーフシチュー、それから、今津委員の差し入れで美味しい名古屋コーチンのすき焼き風味噌煮込み!(後は、麻婆豆腐と、サーモンサラダ)
豪華に牛・豚・鶏が揃い踏みです。

大きなお鍋いっぱいに煮込んだビーフシチュー。



みんなで楽しい団欒のひととき。待ってましたー!



 翌日は、再び二班に分かれて、朝8時から早速作業再開です。



朝早く始めたおかげで、お昼過ぎにはご飯を食べて解散することができました。
皆さま、大変お疲れ様でした。

私が開所に関わるようになって今回で3回目となりました。
毎年同じことをするわけではありますが・・なかなかの重労働の中、委員のみんなで、前回の反省を生かして今年はああしてみよう、こうしてみよう、と意見を交わしながら工夫を凝らすのは本当に楽しいことです。

今年も皆さんのお越しをお待ちしております。

山研委員 わだこ記