平山中の山研にいってきました。
来期に予定しているプロジェクト準備のため、平日有給を使っての山研入りです。
今回も慌ただしくて河童橋にはいけなかったけれど(なんてもったいない・・)、途中で素晴らしい景色を拝めました。
まるで春のようなお天気で、雪が溶け始めていました。
私にとって、上高地は世界で最も美しい場所の一つです。
たとえ雨が降っていても、どの季節にいっても、そして何度訪れても、毎回なんて美しいんだろう、と思わず足をとめてしまうことがしばしばあります。
今回山研に入ったのも、実は来期に建物保全のため行政関連の手続きが必要でいろいろやることがあるからなのですが(関係省庁はなんと4つ)。
行政手続きに不慣れな私には難しいことも多いですが、行政庁の皆さんは優しく教えてくださって本当に感激しています(おべっかに聞こえるかもしれませんが、本心からそう思っています)
この尊い、そして日々移りゆく上高地の自然を守るために、多くの関係者の方のたゆまぬ努力が背景にあるんだ、ということに改めて感じることができました。
山研委員の仕事は大変なことも多々ありますが、上高地を歩くだけでは知り得なかった一面も垣間見ることができて、上高地の一員になれたような気分を味わえる瞬間も増えました。
山研委員会では現在、来年の利用ルールについても検討と議論を重ねています。感染症予防という今までになかった対応を求められた昨年でしたが、日々変わる状況にどうやって対応し、そして会員の皆さんに安全かつ楽しく山研を利用してもらえるのか。委員の皆さんが知恵をしぼっています。
皆様の応援を、どうぞよろしくお願い申し上げます。
山研委員 わだこ記