2021年1月17日
海外ニュース:ネパール隊が冬期K2登頂に成功
2020年11月30日
イベント告知:エベレスト初登頂の謎に挑む「山岳史上最大のミステリー– マロリーとアーヴィンを捜して- 」
またまた、上高地とも山研とも関係ないのですが・・、Zoom講演(無料)のお知らせです。
以前ご紹介した、ジョージマロリーのこと・・(過去記事)
マロリーとアーヴィンの1924年の登攀物語は登山の話という以上に、未知のものに立ち向かっていく冒険物語として心ひかれます。それが悲劇で終わったのならばなおさら・・。
さて、1999年にマロリーの遺体は発見されましたが、アーヴィンはまだエベレストで一人眠っているわけです・・。
そして、なんと驚いたことに、未だにこの謎を追い続けアーヴィンを捜し続けている人たちがいるという!!
2019年には私が知る限り、ナショナルジオグラフィックと、アメリカのディスカバリーチャンネルが捜索の遠征隊をだしていたのです。
で、長くなりましたが・・・マロリーを発見した1999年から2019年まで複数回捜索のためにエベレストを訪れた経験をもつ、米国のJake Norton氏を招き、Zoom講演を開催します。
なんと・・お茶の間でも大人気の天国じじいこと貫田さんもオープニングで挨拶くださる予定です。貫田さんは、マロリー等のストーリーにどんな思い入れがあるんでしょう。気になります。
今回は初めての通訳つき・海外ゲストを招いたZoom講演です。主催者のわたしたちJACも少し冒険しています。
エベレスト企画第3回「登山史最大のミステリー – マロリーとアーヴィンを捜して- 」
当時の発見メンバーが語る執念の遺体捜索(逐次通訳付き)
(終了しました)
<日 時> 12月5日(土) 午前10:00- (最大2時間を予定)
<形式> Zoomを利用したインターネット上のセミナーです。お申し込みはこちらから。
スピーカープロフィール
講師:Jake Norton
クライマー、写真家、映像作家、ライターであり、世界各地で講演も行っている。これまでエベレストに3回登頂、1999年にはジョージ・マロリーの遺体を発見したチームに登攀メンバーとして参加。映像作家としては、これまでに手がけたドキュメンタリー映画が3度受賞、2020年にはDiscovery のテレビ番組でマロリーとアーヴィン捜索を題材とした番組制作を手掛けた。国連の山岳パートナーシップのアンバサダーとして世界各地で山や山岳コミュニティを代表して講演も行っている。現在、米国コロラド 州Evergreen在住、2児の父・愛妻家でもある。通訳:笹生博夫
BBCなど外国TV局のニュース、ドキュメンタリー番組の取材、プロデュースに従事。外国特派員協会会員 通訳案内士。山岳関係の通訳実績:田部井淳子氏の海外講演や外国メディア取材通訳の他、ヒラリー卿、ダグ・スコット、クルトディームベルガー各氏の来日講演の通訳。登山歴は50年以上、現在は山スキーを中心に国内外で山行、 山岳スキー競技日本代表監督 山岳スキー 国際連盟公認審判。JAC会員、公社日本山岳スポーツクライミング協会山岳スキー委員長。
山研委員 わだこ記
2020年10月31日
(youtube公開中)気候について考えよう:オンライン講演「エベレスト気候変動」
上高地も秋が深まり、そろそろ冬山シーズンの到来にワクワクしていらっしゃる方も多いかと思います。
一方で、上高地や山の気候が年々変わってきていることも、山を愛する方なら肌で感じていらっしゃることでしょう。
日本山岳会の会報「山」2020年4月号では、大町の山岳博物館館長 鈴木啓助氏が寄稿し、上高地の降雪量を梓川の水量から解説してくださっています。
「山に降る雪はどうなるのだろうか - 上高地に降る雪の量は増えている?」
ここ数年スキー場運営を悩ませる小雪が懸念される中、日本の山岳地帯では積雪量が減ることは考えられない、という内容です。
こちらから読めますので、ぜひご覧下さい。
一方で、昨年9月にIPCC(Intergovernmental Panel on Climate Change、国連気候変動に関する政府間パネル)はレポートを発表し、ヒマラヤを含む高い標高の山岳地帯について、気候変動がもたらす氷河の後退(そして消失)について警鐘を鳴らしています。氷河がとければもちろん川の水量が増えて洪水が起きますし、地域の農業にも影響を与えます。
さてさて、前置きが長くなりましたが、日本山岳会のオンラインイベントのお知らせです。
これは、日本山岳会の120周年記念事業およびエベレストの日本人登頂50周年を記念したプロジェクトの一環で開催します。
この50年でヒマラヤの気象や氷河にどんな変化があったのでしょう?気候変動は、今後のヒマラヤ登山にも大きな影響を与えることは避けられないでしょう。
超豪華ゲスト(下記ご参照)がヒマラヤの気候最前線をご紹介くださいます。
「エベレスト気候変動」
-ヒマラヤ気象予報最前線と氷河の行方-
お申し込みはこちらから。
(登録いただいたメールアドレスにZoomへのリンクが届きます。)
講師:飯田 肇氏(富山県立山カルデラ砂防博物館学芸課長)、猪熊 隆之氏(ヤマテン代表)
司会:近藤 謙司氏(アドベンチャーガイズ代表)
ひっそり私が運営に携わっております、秋の夜長にぜひご参加いただけたら嬉しいです。
山研委員 わだこ記
2020年5月17日
フランスが登山再開・その詳細は?
フランス語ですが、ご参考まで(登山関係は52ページ)
(不確定ですが、6月1日にガイド登山再開、6月中旬に山小屋再開の予定)
2020年4月27日
おうちで、エベレスト・トレーニング
2020年4月5日
再び、ジョージマロリーのこと
マロリーのエベレスト登攀のストーリーは、当時のクライマーたちのアルピニズム・スピリットに胸を打たれますし、登山装備も交通も何もかも、現代と比べるととても不利なのだけれど(マロリーたちの登攀は、インドのダージリンから入って徒歩)、それがまた、登山というより大冒険ストーリーのようで、本当に本当にかっこいいです。。
ラストは、なぜか涙が止まりませんでした・・。
2020年4月3日
山岳史上、最も壮大で美しいミステリー
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そして謎は残った―伝説の登山家マロリー発見記 |
2019年3月13日
Dear Alison --- 偉大な女性クライマー Alison Hargreavesのこと
引き続き、Tom Ballardにまつわるあれこれについて。
Tomは、現代で最高のクライマーであったと同時に、世界初の女性として単独無酸素エベレスト登頂を成し遂げたAlison Hargreavesの息子としても知られています。
(それ以前の単独無酸素登頂は1980年のメスナー)
Alisonは、33歳の時に1995年5月にエベレストに登頂したその3ヶ月後、次に向かったK2を下山中に悪天候の中、家族を残して命を落としました。遺体は今も見つかっていません。Tomが6歳の時でした。
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| Alisonと幼い頃のTom、妹のKate(写真はBBCより) |
Alisonは若い頃から登山に熱中し、早くから素晴らしいクライマーとしての頭角をあらわしました。
6大北壁をソロで一夏で成功させたり(そして、息子のTomは同じことを2015年に一冬で成し遂げました)、1988年にはTomを妊娠して5.5ヶ月の時に、アイガー北壁にも登っています。
Alisonは、妊娠中にアイガー北壁を登った時も、そしてその死後も英メディアを中心に批判にさらされました。幼い子ども2人を残してエベレストやK2といったリスクの高い登山をしていたからです。
(でも、私は言いたい。男性のクライマーがたとえ乳幼児を置いて何かに挑戦しても批判されるなんて聞いたことない。)
彼女のモットーは、"It is better to have lived one day as a tiger than a thousand days as a sheep."(1000日を羊のように生きるより、1日を虎のように生きた方がいい)だったといいます。
この言葉は、とてもAlisonらしく、そしてTom Ballardにも受け継がれていたように感じます。
最後に、私の好きなビデオ。
(日本語字幕付きのものが見つけられなかったのですが、英語のキャプション付きでぜひ)
"Dream Crazier" NIKEの広告なんですけど・・
これを見るたびに、私はきっと、Alisonのことを思い出すと思う。
Dear Alison, I admire you so much as a woman who lived your days as a tiger, and dreamed crazy.
参考記事:BBCウェブサイト
https://www.bbc.com/news/uk-scotland-highlands-islands-47414944 他
Rock and Ice記事
https://rockandice.com/climbing-news/memories-of-alison-hargreaves/
山研委員・わだこ記
2019年3月10日
(海外ニュース)英国クライマー Tom Ballardの遺体が発見される
その後捜索は一度中断されましたが、とうとう昨日、上空から2人の遺体のシルエットが確認されました。(現時点でまだ遺体は回収されていません。)
https://www.bbc.com/news/uk-england-derbyshire-47509067
![]() |
| (写真はBBCウェブサイトより。Tom(左)、Daniele(右) |
ご遺族や仲間の気持ちを思うと、言葉になりません。
心からご冥福をお祈りします。
今回の件で、海外メディア、特に英国メディアの報道姿勢には少し驚きました。
日本人クライマーが同じように遭難していたら、日本のメディアはどう報道していたかしら。
2018年8月19日
近代登山を「発明」したのは、なぜ英国人だったのか (2) 考察編
(1) 歴史的背景 - 欧州における革命
(2) 社会的背景 - 産業革命による新しい階級の台頭
(3)精神的な側面- 英国の帝国主義
(4) 物理的背景 - 交通の整備と余暇の創出
2018年8月14日
近代登山を「発明」したのは、なぜ英国人だったのか (1) - データ編
| 全く関係ないですが、飯豊に行きました |







