梅雨明け10日という言葉にふさわしく、晴天の続く朝、
蝶ヶ岳に向かうグループをお見送りがてら河畔まで出ました。
ドアを開ければひんやりとした空気に包まれ、冷たい雪融け水で顔を洗ったように気持ちが引き締まります。
梅雨末期の雨に増水して濁流となった梓川も、すっかり澄んだ流れになり水かさも減ってきました。
まどろみのなかにある小梨平の落葉松林を切り裂いて、夏の日が川面に差し始めています。
その両岸を長袖を1枚余計にまとった人々が山へ向かっていました。
でも、今日は樹林帯を抜ければじりじりと焼かれながら歩くことになるでしょう。
私も「ああ、山行きたい」とつい心の声が口に出てしまいましたが、夏の間、利用者の皆さんの山行の話をうかがって心を潤します。
開所以降、明神池、徳沢や大正池を散策される会員さんの利用が多かったですが、いよいよ登山の方が増えてきました。
山の往き帰りにもどうぞお気軽にお立ち寄りください。
腹ごしらえや、着替えに、あるいはちょっと一息いれて街と山との切替えをなさいませんか。お待ちしています。
管理人 内野
2012年7月27日
2012年7月18日
山研利用の思い出節目
梅雨が明け、北アルプスも夏山本番!!
うれしいことに梅雨明けと共に会員の海野賢一さんよりメールを頂きましたので、以下にご紹介いたします。
三世代登山、ステキですね。最後と言わず来年も再来年もこの先ずーーーと、さんけんはお待ちしています。
来週末、いい山行になりますように。
見習い山研委員 山下
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2012.7.29に定年退職の節目に三世代登山・焼岳で再度お世話になります。
これが三世代山行の最初(丹沢)で最後(北アルプス)です。
最初の山研の利用は、1987.9.18 奥穂高山行でした。
その後の登山に大きな影響を与えました。
ご拝読ください。
1991.9.20の家族6人での利用。
1993.8.26のボーイスカウト静岡県連盟伊東地区第五団の奥穂高山行での利用。
山口康裕11375会員との総勢28名の利用でした。
この報告書は、利用した山研にも送付しました。
2001.8.20の利用は親友と家族での山行でした。
この朋友を癌で失いました。
今年以外の直近は2008.8.23 槍から北穂への次男との縦走です。
確か、この時管理人・内野慎一と知り合いました。
内野さん今年もよろしくお願いします。
不一
海野 賢一 10021
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みんなの「さんけん」
2012年7月15日
海から始まる夏の山
すっきりしない梅雨空でしたが、連休初日14日の朝のバスターミナルでは大勢の登山者が到着していました。
ベンチや軒下でレインウェアやザックカバーに身支度を整えて、山へ山へと向かわれていました。
この日は登山届の人数で上高地から千人余りが入山したとのことです。
山に向かういきいきした顔を見ていると、こちらも気持ちが高揚してきます。
海の日連休から、いよいよ夏山シーズンの到来を感じます。
山で働く人のなかには、すでに「山の日」連休とみなしている人もいるのではないでしょうか。
前日には遭対協の夏山常駐パトロール隊の方々も入山されていました。
ところで、さんけんのここ数年の傾向では、この連休や、ゴールデンウィーク、夏のお盆休みなど、山小屋や上高地のホテルが満員になるような時期でも、意外に空いている日があります。
今回も予約が少なかったので、荒天のために急きょ山小屋泊の予定を変更された会員さんにも利用していただくことができました。
ですので、混んでいそうな時期だからと二の足を踏まれている方も、一度お問合せしてみていただければと思います。
管理人 内野
ベンチや軒下でレインウェアやザックカバーに身支度を整えて、山へ山へと向かわれていました。
この日は登山届の人数で上高地から千人余りが入山したとのことです。
山に向かういきいきした顔を見ていると、こちらも気持ちが高揚してきます。
海の日連休から、いよいよ夏山シーズンの到来を感じます。
山で働く人のなかには、すでに「山の日」連休とみなしている人もいるのではないでしょうか。
前日には遭対協の夏山常駐パトロール隊の方々も入山されていました。
ところで、さんけんのここ数年の傾向では、この連休や、ゴールデンウィーク、夏のお盆休みなど、山小屋や上高地のホテルが満員になるような時期でも、意外に空いている日があります。
今回も予約が少なかったので、荒天のために急きょ山小屋泊の予定を変更された会員さんにも利用していただくことができました。
ですので、混んでいそうな時期だからと二の足を踏まれている方も、一度お問合せしてみていただければと思います。
管理人 内野
2012年7月2日
上高地の一斉清掃
6月27日は隔週水曜に実施している「上高地を美しくする会」の一斉清掃の日でした。
ホテルや旅館をはじめバス、タクシーや行政など上高地にかかわる皆さんとともに、河童橋から大正池までごみを拾いながら歩きました。数えてみると50人ほど河童橋に集合していました。
明神や徳沢から山小屋までそれぞれのエリアでも美化活動を行っています。
かつては拾ったごみを集めたら山のようになったという話を聞きますが、現在ではきれいな状態が保たれています。
これは長い年月をかけて登山者にも観光客にもごみ持ち帰りのマナーが浸透したおかげでしょう。
ごみがごみを呼ぶということがありますが、そうならないよう普段からそれぞれの施設が周囲を清掃したり、遊歩道も自然公園財団のスタッフがごみ拾いしているため、ポイ捨てしづらい雰囲気になっているのだと思います。
そうは言ってもよく探せば見つかります。残念なことですが。
私も何十回と歩いているうちに、だいたいありそうな場所が分かるようになりました。
ベンチの周りとか、河原に下りられる所とか、ひと休みして食べたり飲んだりする場所にはたいてい落ちています。
ただし、本当にマナーが悪いものより、例えば飴の包みが風に飛ばされたのを拾いきれなかったようなちょっとした不注意の類いのもののほうが多いように、個人的には感じます。

この日はササやぶの中を注意してみました。
やはり投げ込まれているものが見つかります。
でもそれだけでなくショウキランを見つけました。
緑の中で目を引きますが、プラスチックのようなどぎつい色の目立ち方とは違って、あくまでも穏やかな色調でした。
管理人 内野
ホテルや旅館をはじめバス、タクシーや行政など上高地にかかわる皆さんとともに、河童橋から大正池までごみを拾いながら歩きました。数えてみると50人ほど河童橋に集合していました。
明神や徳沢から山小屋までそれぞれのエリアでも美化活動を行っています。
かつては拾ったごみを集めたら山のようになったという話を聞きますが、現在ではきれいな状態が保たれています。
これは長い年月をかけて登山者にも観光客にもごみ持ち帰りのマナーが浸透したおかげでしょう。
ごみがごみを呼ぶということがありますが、そうならないよう普段からそれぞれの施設が周囲を清掃したり、遊歩道も自然公園財団のスタッフがごみ拾いしているため、ポイ捨てしづらい雰囲気になっているのだと思います。
そうは言ってもよく探せば見つかります。残念なことですが。
私も何十回と歩いているうちに、だいたいありそうな場所が分かるようになりました。
ベンチの周りとか、河原に下りられる所とか、ひと休みして食べたり飲んだりする場所にはたいてい落ちています。
ただし、本当にマナーが悪いものより、例えば飴の包みが風に飛ばされたのを拾いきれなかったようなちょっとした不注意の類いのもののほうが多いように、個人的には感じます。
この日はササやぶの中を注意してみました。
やはり投げ込まれているものが見つかります。
でもそれだけでなくショウキランを見つけました。
緑の中で目を引きますが、プラスチックのようなどぎつい色の目立ち方とは違って、あくまでも穏やかな色調でした。
管理人 内野
2012年7月1日
「さんけんブログ」に投稿してみませんか??
7月になり各地で山開きのニュースが入ってきました。
穂高稜線のお花ももうすぐですね。
今年は例年になく多くの会員の皆様に山研をご利用いただいき、山研は楽しい雰囲気に包まれています。
この「さんけんブログ」が山研を通してできる会員同士のつながり、会員の皆さんと山とのつながりを自由に語れる場であればステキだと思います。
そこで、「さんけんブログ」に投稿してみませんか??
例えば、山研に泊まって、こんな山行をした。
こんな山行の後、山研に泊まった。
山研でこんな自炊をしてみた。
山研に泊まってないけど、立ち寄ってみた。
などなど…、山研に纏わる楽しい体験を教えてください!!
jac.sanken@gmail.com に体験談をお送りください。是非、写真も添付してくださいね。
お送りいただく際は会員番号、支部、名前、山研利用日をお知らせください。
また、ブログ公開時のお名前の表示について、ご希望がございましたらお知らせください。
多くの会員の皆様からの投稿、心よりお待ちしています。
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2010.7.26 北穂南稜より |
見習い山研委員 山下
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