2012年7月27日

夏の日が澄んだ川面に差し始めて

梅雨明け10日という言葉にふさわしく、晴天の続く朝、
蝶ヶ岳に向かうグループをお見送りがてら河畔まで出ました。

ドアを開ければひんやりとした空気に包まれ、冷たい雪融け水で顔を洗ったように気持ちが引き締まります。

梅雨末期の雨に増水して濁流となった梓川も、すっかり澄んだ流れになり水かさも減ってきました。
まどろみのなかにある小梨平の落葉松林を切り裂いて、夏の日が川面に差し始めています。

その両岸を長袖を1枚余計にまとった人々が山へ向かっていました。
でも、今日は樹林帯を抜ければじりじりと焼かれながら歩くことになるでしょう。

私も「ああ、山行きたい」とつい心の声が口に出てしまいましたが、夏の間、利用者の皆さんの山行の話をうかがって心を潤します。
開所以降、明神池、徳沢や大正池を散策される会員さんの利用が多かったですが、いよいよ登山の方が増えてきました。
山の往き帰りにもどうぞお気軽にお立ち寄りください。
腹ごしらえや、着替えに、あるいはちょっと一息いれて街と山との切替えをなさいませんか。お待ちしています。
管理人 内野

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