2012年7月2日

上高地の一斉清掃

6月27日は隔週水曜に実施している「上高地を美しくする会」の一斉清掃の日でした。
ホテルや旅館をはじめバス、タクシーや行政など上高地にかかわる皆さんとともに、河童橋から大正池までごみを拾いながら歩きました。数えてみると50人ほど河童橋に集合していました。
明神や徳沢から山小屋までそれぞれのエリアでも美化活動を行っています。

かつては拾ったごみを集めたら山のようになったという話を聞きますが、現在ではきれいな状態が保たれています。

これは長い年月をかけて登山者にも観光客にもごみ持ち帰りのマナーが浸透したおかげでしょう。
ごみがごみを呼ぶということがありますが、そうならないよう普段からそれぞれの施設が周囲を清掃したり、遊歩道も自然公園財団のスタッフがごみ拾いしているため、ポイ捨てしづらい雰囲気になっているのだと思います。

そうは言ってもよく探せば見つかります。残念なことですが。
私も何十回と歩いているうちに、だいたいありそうな場所が分かるようになりました。
ベンチの周りとか、河原に下りられる所とか、ひと休みして食べたり飲んだりする場所にはたいてい落ちています。
ただし、本当にマナーが悪いものより、例えば飴の包みが風に飛ばされたのを拾いきれなかったようなちょっとした不注意の類いのもののほうが多いように、個人的には感じます。

この日はササやぶの中を注意してみました。
やはり投げ込まれているものが見つかります。













でもそれだけでなくショウキランを見つけました。
緑の中で目を引きますが、プラスチックのようなどぎつい色の目立ち方とは違って、あくまでも穏やかな色調でした。
管理人 内野


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