2018年3月5日

山研委員課外活動:山形大学コーボルトヒュッテにおじゃましました

新米山研委員のわだこです。

私が山研委員会に入ったのは、山岳会での山行を通じて山小屋というものに興味を持ったから、というのが理由の一つなのですが・・・山小屋を訪ねるのが大好きです!

先日、山形大学のコーボルトヒュッテに、OBOGのコーボルト会の皆様にお招きいただきましたので、訪ねた時の様子をお届けします。全国の山小屋研究も山研委員の任務のひとつなのです(きりっ)

コーボルトヒュッテは、蔵王は地蔵岳の北八方沢源頭にあり、蔵王温泉スキー場のゴンドラを乗り継ぎ、スキーで少し下ると到着します。

コーボルト(Kobold)とは、ドイツ語で妖精という意味なのだそう。樹氷の中に可憐に佇むヒュッテは、まさに妖精のよう・・。





1969年に建てられた現在の小屋は、学生寮を建て替える際の廃材を譲り受けて作ったそう。山小屋の建材を自分たちで運ぶのって・・・とっても大変だったろうなぁ・・・。

中は、とってもオシャレな木造の吹き抜け。
オシャレさを伝える写真って難しい・・

外から見ると、小さな小屋に見えますが、13人が泊まっても十分広くて、水道と電気がないことを忘れるくらい、とっても快適に過ごせました。


夕飯は、あら汁とイカ大根という、凝ったメニュー。さすが先輩方、ヒュッテ生活を全力で満喫していらっしゃる。味がしみた瑞々しい大根(コーボルト会の方の畑で収穫されたものです!)は、今すぐまた食べたいくらい、美味しかったです。

美味しすぎて惚けた顔をしているのが、何を隠そう、私です)

夕飯を食べ終わってもまだ7時!山小屋の夜は長いのです。コーボルト会の皆さんに山の歌を教えていただいたり、山形大学が初登頂したMentokの報告書を見せていただいて、いろんなお話を聞いたり。
私が山小屋が好きなのは、こういう時間があるからなんだなー。



お花の季節は、ヒュッテの周りが一面のお花畑になるのだそう。季節を変えて、またお邪魔したくなるような、とっても素敵なヒュッテでした。


コーボルト会の皆様、ありがとうございました!ぜひ、山研にも遊びにいらしてくださいね!

2 件のコメント:

  1.  御来訪有難うございました。旧コーボルトヒュッテには故山川勇一郎氏の絵も飾ってあったのでしたよ!旧ヒュッテには現天皇も皇太子時代に御来訪なされているのです!

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  2. 先日はありがとうございました!旧コーボルトヒュッテも気になります!今度機会がありましたら、ぜひ写真等見せてください♪

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