すっかり実りの季節になりました。
河童橋周辺から小梨平に点在するコナシの木に赤い実が目立っています。
いや、目立っているどころの話ではなく、遠くから見るとそこだけが真っ赤っ赤なのです。
ビジターセンターのスタッフに尋ねると、「これまでにないくらい今年は花が咲いていた。」とのこと。
春の花の時期は真っ白だったのでしょうね。
季節を経てそれらが真っ赤に結実。今朝もサルが実を食べに来ていたようです。
私は残念ながら、花の光景を見逃していましたが、ひょっとするとサルは満開の花を見ながら、秋の実りを期待してよだれを垂らしていたのかもしれません。
ところで、さんけんの台所の小窓の正面にはイチイの木があって、その実を狙ってサルがやって来ます。
台所仕事をしていてふと顔を上げると、食事中のサルと目が合うのです。こっちはまだ材料を切っている最中だというのに、彼らは美味しそうに口を動かしています。果汁でくちびるを赤紫に染めた奴らとしばしにらみ合ったりしています。
投石で追い払ってもしばらくすると再び戻って来ますので、さぞかし美味しいのでしょうね。
(美味しそうに食べているのをうらんで石を投げるわけではありません。あくまでも人慣れを防ぐための追払いです。)
さて、今年はそのイチイの実はまばらです。はたしてサルは食べにやって来るでしょうか。
管理人 内野
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