2013年5月24日

雪形、高い「志」と、新発見の雷鳥

志が高いとか低いとか言いますが、
この「志」は3000メートル級!

文句なしに高い高い「志」が、穂高の吊尾根に描かれています。

これはうつむいたままでは気づけません。
顔を上げて、遠くを見つめてはじめて見つけられるわけで、
そのときにはすでに高い志に一歩近づいているのかもしれませんね。

ケータイいじってばかりでは見逃しちゃいますよ。
達筆でやや崩れていますが
岳沢から吊尾根に直上する雪渓の左側に「志」の文字

つぎは、2日前に発見されたばかりの雪形です。
間ノ岳の頂上直下に鳥の頭が見えませんか。

くちばしがちょこんと突き出て、目玉もあります。
白い冬毛の雷鳥のようではありませんか。

こちらは何十年も上高地で暮らすベテランの方が、ひょんなことから発見されました。

ケータイならぬ新品のデジカメをあれこれ操作していたら、画面の中にばっちり入り込んでいたそうです。
最新機器に人の血が通った瞬間だったのかもしれません。


穂高は一つ前の山下さんの投稿のように、吊尾根の向こうの涸沢側はまだまだ真っ白な世界ですが、岳沢側はずいぶん岩肌が出てきました。

管理人 内野

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