2018年7月1日

梅雨明け?の上高地から季節のお便り

関東甲信地方が早くも梅雨明けしたとのことですが、
都会のみなさま、いかがお過ごしでしょうか。
「暑くてもう無理!」でしたら
涼みにいらっしゃいませんか?

上高地も信州の一角ではありますが、
お天気のうつろいは新潟や岐阜に近いので
梅雨明けしたと言ってもまだどことなく梅雨らしい雰囲気が残っています。

そして先日のまとまった雨で梓川はまだ少し増水気味です。
でもこのくらい深いと青さも一層際立ちますね。
さすがに気温が上がってきているので、
川遊びの人もちらほらと見られるようになりました。


今日はケショウヤナギの柳絮が多く舞っています。
鼻や目に入りそうです。




木の幹に絡みついたツルアジサイは、純白の花を咲かせています。


比較的お客さんの少ないこの時期は、
道端の草刈りも念入りに進められます。
道幅を確保するばかりでなく、
熊さんと人が不用意に出くわさないための緩衝帯にもなるわけです。


それでも今が盛りのニッコウキスゲやヤマオダマキは
刈らずに残してくれてありました。




山研周辺もすっかり草に覆われてきたので
数日前から草刈りを始めました。
イラクサを食草としているコヒオドシ(高山蝶) の幼虫を、
刈らないエリアのイラクサへと引っ越しさせながらの草刈りです。


昨年はこんなにたくさんいたかな?と思うほどの数です。
このうちのどれくらいが無事に蛹になってくれるでしょう。
・・・というより、そもそもどこで蛹になるつもりだ??

今夏はこの子たちの観察に夢中になりそうです。

管理人 元川


2 件のコメント:

  1. コヒオドシの幼虫,無事育つといいですね.

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  2. コメントをありがとうございます。
    また何か変化や発見がありましたらご報告します!

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