2017年11月23日

初めての閉所作業

新米山研委員わだこです。
前回の元川さんの投稿の通り(こちら)、我らが山岳研究所は10月29日に小屋じめを終え、閉所いたしました。
だいぶ遅くなってしまいましたが、閉所作業をレポートしたいと思います!

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皆様、覚えておいででしょうか、2017年10月最終週末を・・・。
台風22号が接近し、特に日曜日は東海及び関東地方は大雨でした。
そんな中、閉所作業は行われたのです!!

土曜午前中:雨が降り出さないうちに、と、まずは水力発電用のパイプを引き上げます。 


*山研から20分ほど登った沢から水を引いて水力発電をしているんですよ〜



寒かったです〜!水が冷たかったです涙

それから、建物の周りを雪囲いをして、ブルーシートで覆って。
↓雨の中、ブルーシートの重しに使う土嚢を運んでいる私です。
一輪車の扱いに慣れておらず、よったよた。何往復したかしら?


なーんて、雨と寒さと大変ではありましたが、山研委員の楽しい先輩方と要領よく作業を進めると、意外とあっという間に完了。


夜は楽しく宴会です。(メインはちゃんこ鍋)


翌日は残りの作業をして、大雨の中帰京しました。


大好きな山研にまた行く日まで。

新米山研委員・わだこ記

2017年11月17日

第20回上高地閉山式が行われました

山研を閉所して早くも半月が過ぎました。
11月15日の閉山式に出席するため、
すっかり冬景色と化した上高地へ再び上がってきました。
日中の最高気温は5℃、冷たい風が梓川をわたる中での閉山式です。


<間もなく閉山式が始まりますが穂高連峰は雪雲に包まれ始めました>



<いよいよ閉山式が静粛に行われます>


<自然の恵みに感謝し、来シーズンも無事に迎えられるよう穂高の神に祈りを捧げます>



<神事が無事終わり、河童橋の上では参列者にお神酒が振る舞われます>


<閉山式の翌日、7㎝の雪景色です。宿泊施設などでは最後の閉所作業が行われます>



そして17日は水道の水抜き作業です。
地下埋設された水道管の中の水を完全に抜くためにエアーを送ります。
上高地ではこの作業を毎年、閉山後に行っています。

<エアー送り作業に立ち会う安井理事>



<山研は雪の中で静かに佇んでいます>







11月17日の穂高と大正池。(浚渫船が、池底の土砂さらいをしています。)
上高地ともしばしのお別れです。


山研運営委員会担当理事 安井
        管理人 元川