今年も、皆様のお越しをお待ちしております。
さて、今回のブログでは、開所作業の模様を新米目線でレポートしようと思います。
開所作業には大きく分けて、①建物周り、および②水力発電関連の2つがあります。
まずは、建物。一冬の間山研を守ってくれていた雪囲いを外していきます。はめている板も、土嚢も重くて、窓を開けるのも見た目以上に重労働なんです・・・皆様お疲れ様です!
特別ゲストのY田Pさん!
高い窓も、ひょひょいと華麗に拭いてくださいました。
そんな中、トラブル発生!山研の水をためているタンクに亀裂が入っていました。
ただでさえ古いこのタンク・・。今年は雪は多くなかったものの寒さが厳しかったようで耐えられなかったのでしょう、とのこと。
水が使えなかったら大変!!と私一人でオロオロしていましたが、高橋先輩や安井理事他、みなさんが職人芸でバチッと補修してくださいました。ほっ。
タンクを覗き込む柴山委員長 |
次に、水力発電です。
山研では、水力発電の研究をしていますが、その水は、建物の裏を20分くらい登ったところからひいています。
私は今回上に行かなかったので写真がないのですが、水源からホースをつないでドラムに流し込んで、また管をつないで、と、それも、ちべた~い雪解け水にてを突っ込んで!中島みゆきの曲を流したくなるくらいの過酷な作業です。
山研裏の発電小屋 |
神奈川工科大学の杉村先生、そして研究室の学生さん、柴山委員長や先輩方、お疲れ様でした!
水力発電は私も興味津々ですので、委員の先輩方に教えていただいてからブログ記事にしてみようと思っています。
で、上から引いた水を発電設備に流していくわけですが・・・ここでまた事件発生。凍結でバルブが割れてしまいました。
こんな立派な金属が割れちゃうってどれだけの寒さだったのでしょう・・ ((;゜Д゜) ?!
と思っていたら、窓から足が飛び出ている・・・。
オヨ? |
オヨヨヨヨ?! |
古野委員がえみこ委員のビレイで屋根に登攀して気象観測機器の修繕をされた後、窓から戻っているところでした。
各委員が専門性や能力を活かして、山研は運営・維持されているのですね!
というわけで・・・山研委員が一丸となり、開所作業は完了したのでした。
(今年は雪が少なかったので、そのぶん例年に比べて作業が順調に進行したことも、合わせてご報告いたします。)
お天気がよかったので、お布団も干しましたよ〜。
ふかふかのお布団で、皆様がいらっしゃるのをお待ちしています♪
新米山研委員 わだこ記
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