2017年6月26日

落とし文の季節

最近、上高地でよく落ちているオトシブミの揺籃です。
小さな甲虫がせっせと葉を折りたたんで作りました。
中には卵がひとつ、産み付けられているそうです。
いつもながら感心しますが、本当に上手に巻かれています。
簡単にはほぐれません。
そしてこの甲虫に「オトシブミ」と名付けるなんて、粋ですね。




 他にもこんな風変わりな植物もちらほら。
ヨモギの間から顔を出すのはオニノヤガラ。
これから更に背が伸びて、やがて地味に花を咲かせます。







今日は薄曇りの穏やかな一日です。
穂高は雲と戯れています。


元川

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